前回は、『しゃがめない』という症状のお話をしました。言い忘れたのですが、しゃがめないけれど正座はできるのです。??
正座の方がある面きつい感じもしますが、人生いろいろ、症状もいろいろですね。
まるっきり同じ症状というのは少ないようです。毎日施術していますと難しい症状や今までやったことの無い症状の方もご来院になります。
そのようのことで本日のクライアント様の症状は『鬱(うつ)』です。
このような症状はブログに載せていいのかとも思いますが、もちろん本名ではなくイニシャルですので・・。
同じような症状の方がいらっしゃればお力になれることもあるでしょうからということでお話します。
「からだがだるくて何もする気にならないんです・・。」
「『うつ』なら精神科か心療内科が本職で、そちらに行くべきでないのか?」
と、言う声が聞こえて来そうですが、もちろん行っているんです。4年も前から・・。
「整体で対応できるの?」
してしまうのです。私の場合。
しかし、昨年の春頃そういう感じの方がお見えになった時はまだ私の技術の未熟さもあり、なかなかうまくいかなかった事がありました。
しかし、今回はこの症状に対する挑戦意欲充分で臨みました。
本日のクライアントN様は、長い間『抗うつ剤』を服用なさっていたようです。
その後、今年の4月でだいぶ良くなって薬をやめ、プールに行ったり料理を作ったりと嬉しくていろいろとやっていたら1ヵ月後また酷くなってしまったとのこと。
それからは弱い薬の服用に切り替えて現在に至っているそうです。
『うつ』になると表情がなくなると言われますが、N様を最初見たときは、やはりそんな感じでした。
何をやっているわけでもないのに疲れてダルそうな感じが判りました。
しかし、質問に対する返答はしっかりしており、この状態を何とかしたいんだという気持ちが良く伝わってきました。
それは、淡々とした口調でしたが半分あきらめているような感じではなかったのです。
動作確認から始めると、右腰に違和感と左胸は肋間神経痛らしきものもあるようです。
脚の方から施術していき、腹部にくると、腹直筋に沿ってリンパの滞留が感じられます。奥の方が硬く、確認すると痛みを訴えます。
リンパだけでなく血液、その他の液流の流れを改善してあげると硬さがどんどん取れてきます。
N様「あ〜、おなかが柔らかくなったようねぇ。すごく気持ちいいです。」
私 「左側の胸が痛いみたいですね。肋間神経痛ですか?」
N様「えぇ、昔しびれがあったんです。」
胸の痛みが取れたのを確認すると、頭側に回ってストレスのクリーニングを開始!
7〜8分後。
私 「Nさん、顔のタオル取りますよ。」
N様はゆっくり上体を起こしながら、
N様「あれっ、先生・・。私、今まで宙に浮いていましたか?」
(えっ!? この方は何をおっしゃっているんだろう?それだけ気持ち良かったということかな!?)
私 「いえいえ、浮いてはいませんよ。大丈夫ですよ!」
N様「あ〜そうですか・・。からだがすっごく軽くて、本当に浮いているんだと思っていました。」
こんなことを言われたのは初めてですが、彼女が先ほどいらっしゃった時の症状というのは、それ位からだの重さやダルさを感じるものだったのだろうなぁと、しみじみ思いました。
施術が終わると、
N様「何か、内臓も温まった感じですねぇ。」
と、全身の体液の流れが良くなったようです。本当に汗をかくぐらいまでからだ全体がポカポカになります。
ご満足してくださったN様はその後も来て下さいました。
6回目の施術の日。
N様「倦怠感が無くなってきたので、またプールに行ってみようと思うんです。包丁も握れるようになりました。」
私も知らなかったのですが、包丁を持って料理すらできない程だったようです。かなり良くなったということでしょうか!
次の施術の日には、
N様「先生、箸が持てるようになりました。」
(えっ! と言うことは今まで何で食べていらっしゃったの?スプーンかフォークだったのか・・・)
施術をする度にN様の回復が目覚しくなってきました。何よりも顔に表情が出てきたのです!
(この分ならきっといける)
N様は、今も週1回ご予約の日が来るのを楽しみにして来てくださっています。
完治を信じて・・。
本日これまで!また来週。(来週は、当院女性スタッフが代打予定です。お楽しみに。)


