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2010年09月15日

カルテNo.97『見極めよ!・・・むち打ちの痛みの正体』の巻

こんにちは!セラピスト佐藤です。



これまでも交通事故による頚椎損傷いわゆる『むち打ち』の方々を回復させて

頭痛などの苦しみから解放させてきましたが、今回はいつもとちょっと違うケースです。



「首が痛くて、どっちにも動かせないんです!」



首が自由に動かないというのも当人にとってはひどく厄介なものです。ふらふら

私も過去に寝違いがあった時のままならない感じといったらなかったです。


どちらか向くたび首が痛くってイライラしてしまったものです。皆様もご経験ありませんか?



本日のクライアントの30代女性S様はなんと8ヶ月もこの痛みを抱えていらっしゃったのです。がく〜(落胆した顔)



最初に首の動作検査をしますと

下向き ×
上向き ×
右曲げ ×(右向きは○)
左向き ×(左曲げは○)
と、


4方向への動作は痛くて動かせない状態です。めまいや耳鳴りも時々あるそうです。


(「これでは、全方向を1回で改善するのは難しいかな・・・?」)


私 「他に腰痛もあるんですね。では、土台となる足の方から施術していきますね。」


ベッドに寝て頂いてから左右両脚のかかとを合わせてみると、2cmも長さが違います。



私 「足を揃えて立っているとバランス悪いでしょう?グラグラしてきませんか?」



S様「あぁ、はいします。揃えては立ちづらいです。」



股関節部に調整をかけてあげると長さがピッタリ同じになりました。」



私 「さあ、見てください。同じ長さになりました。」



S様「えっ!もう?」



私 「では、ちょっとベッドから降りて立ってみてください。

いままでと立った感じが全然違うはずですよ!」
S様がベッドの横に立ってみますと。



S様「あっ、全然違います!両足でしっかり地面にたっている感じが判ります。」ひらめき



またベッドに戻っていただき、施術再開しました。


腹部も硬くなっていますし、胸部も左鎖骨から右ろっ骨にかけて痛みが大きいです。


この原因は車に追突された時にストッパーがかかったシートベルトから受けた衝撃によるものでしょう。

(S様は助手席側に乗っていたのでシートベルトは左肩から右ろっ骨に向かって掛っているからです)

しかし、8か月経った今でもここの痛みもがまだ取れていないということです。


さて一番ダメージを負ったと思われる首への検査を手技で進めていきますと



(「んっ?おやっ?あまり硬くなっていない。というか普通の人と変わりない状態じゃないか。

なぜ?」)



通常むち打ちと診断された方は例外なく首がガチガチに硬くなっているので
あまり昔の事故で本人が忘れていても私が言い当ててしまうのが常なのです。それが、


硬くないということは・・・私には別の原因が思い起こされてしまうのです。



それは、私のブログの第1話『腰痛事情〜今年の初体験』の中でお話している“腰痛は怒りである”

という本に由来しています。


簡単にいえば痛みと心は密接で人間の体にはストレスや不快な感情を抑制しようとする

「防衛機制」という働きがありこれが意識を他に向けさせるため痛みを作りだすというのです。

これは腰だけでなく股関節、膝、そしてなどどこにでもくると覚えていました。


今回のS様の場合は腰ではなくそれが追突事故の常識として首にきたのではないか

と瞬時に閃(ひらめ)いたのです。


S様の記憶から当時の事故の恐怖と怒りのストレスを除去することが不可欠と判断したのでした。



ストレス除去を始めますと頭部に当てた私の手にその反応が感じ始めましたので

静かに除去されていくのを待ちます。



数分後に終了しS様に起き上がって頂きました。



私 「首どうですか?動きませんか?最初下に。」



S様は「えっ?」という感じで


S様「あっ痛くない!?」



いろいろな方向に試みてみますが、痛くて動かせなかった方向もすべて動かせます。



S様「先生、痛くないです!大丈夫です!」



(「あ〜やっぱり原因はそこにあった。」)


私 「実は、先程その事故当時の恐怖や怒りのストレスを抜いていたのです。

許せない怒りもありましたね。辛かったんですね。」



S様はご自分の胸の内を理解してくれたことへの感動か涙目になってしまわれ、



S様「そうなんです・・・。家を買ったばかりで凄く喜んでいたのに、(ぶつけられて)

こんな痛みで・・・まだ治っていないのに示談もして。もう悔しくって。」



こちらももらい涙しそうですもうやだ〜(悲しい顔)


しかし、

S様には申し訳ないのですが、その怒りが8ヶ月もの間S様の痛みを長引かせてしまったと言えます。


裏を返せば、痛みが簡単に取れてしまうと加害者を憎む理由が無くなってしまうわけです。


本当は早く忘れたいことかも知れないのですが。 心うらはら・・・。



皆様も、いつまでも人を許せないとその怒りの心は同時に自分の体を攻撃します。爆弾



覚えておいて損はありませんよ。猫


嘘のような本当の話。今回はちょっとスピリチュアルな目セラピスト体験記でした。


心の不思議を見ましたね。こんなのはお好きですか?



本日これまで!また来週。


posted by セラピスト佐藤 at 21:01| 山形 ☁| Comment(0) | TrackBack(0) | むち打ち症 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする
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